中国から届いている謎の種。
アメリカで報道されると、日本でもそう言えば届いていたという声が出てきて話題になりました。
日本において、すぐに謎の種の正体は何か?
という話しになって名前があがってきたのが「ジャイアント・ホグウィード」ジャイアント・ホグウィードという植物の存在をはじめて知ったという方も多いはず。
であれば、もしも種が届いたとしてもそれがジャイアント・ホグウィードの可能性があるのか、はたまた全く違うのかだけでも分かったら安心ですよね。
そこで、こちらでは、ジャイアント・ホグウィードの種子はどんな形なのか?生息地やそもそも日本にもある植物なのかをまとめていきます!
目次
中国からの謎の種の正体がジャイアント・ホグウィードという噂は日本でのみ広がった話!
日本では、中国からの謎の種子がジャイアント・ホグウィードではないかと言う噂が広がりましたが、この噂は実は日本でのみの話。
しかも、本当にジャイアント・ホグウィードの種が届いたという事例も写真も出ておらず、ガセネタである可能性が高いとされています。
噂の出どころは、ネットの掲示板とされていて、それを見た人がTwitterで発信して・・・という形で瞬く間に広がりました。
仮にガセネタだったとしても、謎の種を安易に植えることの危険性を伝える役割は果たしていたと思います。
ジャイアント・ホグウィードの危険性は高く、ジャイアント・ホグウィードに触るだけで、重篤な火傷をおってしまい、樹液が目に入ると失明するほどの猛毒。
花のみならず、茎、葉、根、そして種にもその有害物質が入っているというから、種を触っても火傷をする危険性があるというわけです。
しかも繁殖力が強く一旦植えると瞬く間に広がってしまうというもの。
その恐怖が大きいだけに、一気に拡散されたとも思われます。
ジャイアント・ホグウィードの種子の形は?【画像】
ジャイアント・ホグウィードの実際の種子はどんな形をしているのでしょうか?
画像で見てみると次のような種になります!
ジャイアント・ホグウィードの種子は、直径1cm程度の大きさの種です。
ジャイアント・ホグウィードの繁殖力は強いとされていますが、一回の花を咲かせた後につくる種に数が、1,500から100,000とも言われています。
10万もの種をつけるってどういうことかと思いますが、花が枯れて種になった写真を見ると納得の気持ち悪さです。
一つの花に対してこれだけの種をつけますが、一本のジャイアント・ホグウィードには、複数の花が咲きますので、一本のジャイアント・ホグウィードがつける種を考えると相当数ができるのも頷けます。
ジャイアント・ホグウィードの全体の様子を見てみるとその驚異的な繁殖力も伝わりますね。
ジャイアント・ホグウィードの茎や葉、花の形は?
ジャイアント・ホグウィードの全景は上の画像で見たとおりですが、
ジャイアント・ホグウィードの原産はカフカース地方や中央アジアとされる。イギリスには、19世紀に観賞植物として持ち込まれ、その他のヨーロッパ地域やアメリカ合衆国やカナダへと広がっていった。成長すると2m~5.5mという大きい高さに達する植物です。
続いて葉の形や、花の形の画像をみていきます!
パッと見カッコイイんですけどね。
一本の木にこれだけの花が咲いて、種をガツンとつけるとなると・・・ん~怖いですね。
続いて葉の形を見ていきます!
ジャイアント・ホグウィードの攻撃性は、ギザギザした葉っぱにも出ているのが分かりますね!
ジャイアント・ホグウィードの生息地はどこの国?
ジャイアント・ホグウィードは、ジャイアント・ホグウィードの原産はロシアやアゼルバイジャンなどのコーカサス地方や中央アジアとされています。
19世紀にイギリスに観賞植物として持ち込まれ、その他のヨーロッパ地域やアメリカ合衆国やカナダへと広がっていった流れ。
現在では、アメリカでは、多くの州において有害植物として指定されており、発見されれば駆逐するという対応がとられています。
生息域は、イギリス、アメリカの外にも、カナダ、ドイツ、フランス、ベルギーなど多くの国に広がっています。鳥によって広範囲に広がってしまい、特に河川の堤防において繁殖してしまうという状況です。
ジャイアント・ホグウィードは日本にも生息しているのか?
鳥によって、運ばれると言うとなかなか制御不能な感じが怖いですが、日本においての生息は発見されていないようです。
今回のように、謎の種子が届いた時に、万が一植えてしまい、気づかず育ててしまうと、そこから鳥によって運ばれて繁殖してしまうということが考えられるというわけです。
それゆえに、農林水産省は、植えないで、連絡を!ということを伝えているわけですね。
安易に植えてしまうことの危険性は、覚えておきたいとことですね!
まとめ
ジャイアント・ホグウィードの、種子の形や、植物の形、花、葉、茎、また生息域についてまとめました!
日本にはジャイアント・ホグウィードは生息していないということが海外の多くの国で群生しているというのは怖いことですね。
日本に住んでいると、植物の危険性に触れる機会は、多少かぶれることはあったとしても普通にしていればないと思います。
それだけに海外旅行で外国に行った時に安易に植物にふれる危険性もあるということを認識していおきたいですね。
ジャイアント・ホグウィードの形をぜひこの機会に覚えておいて万が一遭遇した時には、触らないようにしましょう!
中国の謎の種については、下記コンテンツにもまとめています。あわせてチェックしてみてください!