2020年9月現在、「+83」「+422」からはじまる電話番号での着信が相次いて確認されています。
国際電話のような着信ですが、「+83」「+422」は、実在しない国の番号となっています。
この電話は中国人を狙った詐欺電話の可能性が指摘されています。
過去にも、国際電話の番号を装った迷惑電話が増えて話題になったことは多々あります。
また実在する国番号からの詐欺電話だった経緯もありました。
こちらでは、「+83」「+422」の着信の内容や過去の国際電話の番号からの迷惑電話についてまとめました。
目次
「+83」「+422」の着信の迷惑電話の内容は?
「+83」「+422」から始まる番号での着信は、日本国内で生活している中国人をターゲットとした詐欺電話と言われています。
内容は、中国語での自動アナウンスが流れ、「在留資格に関することで大使館に連絡するようにという主旨」だったり「武漢に大量のマスクを送っただろう。犯罪だ」などという脅しだったりとパターンは複数あるようです。
いずれも金銭を要求する詐欺の目的とのことで注意が呼びかけられています。
もちろん、中国人だけにかかっているわけではなく、日本人にもかかっていますので、不信な番号を見かけた時は、出ない、折り返さない等の注意が促されています。
・中国語での自動音声アナウンス
・中国人をメインターゲットとした振り込め詐欺
過去には、「+675」や「+887」「+881」等の詐欺電話も。
今回話題になっているのは、「+83」「+422」から始まる番号ですが、昨年には、「+675」や「+887」、「+881」という迷惑電話が話題になりました。
こちらは、実際にある国の番号でかかってきていることもあり、詐欺の内容としては、折返しの電話をするとことで、高額な通話料金を請求されるというもの。
折返しが目的の為、ワンギリの通知のみが残っているとという状況です。
こういった迷惑電話の背景には、海外の悪徳電話会社と詐欺グループが、結託して全世界に電話をかけるという手口と言われています。
また、折り返すことで、生きている電話番号と認識されて悪用される恐れも指摘されています。
・着信履歴に「+○○」の番号が残っている
・折り返すと高額な通話料金が請求される
・生きている電話番号と認識される
国際電話の国番号ってどこで調べられる?
今回は、存在しない国からの電話番号ということですが、実際に存在する国番号ってどこで調べられるのかもまとめておきます。
国際電話に使われている国番号は、さまざまなHPでまとめられており、auのHPでも一覧がまとめられています。
>>>au公式HP
「+」から始まる着信があった場合は、国番号を調べることで、どこの国からの番号なのかが分かりますね。
今回のように実在しない国だったら怪しいというのはもちろんですが、実在する国でも迷惑電話の可能性がありますので、心当たりのない電話番号からの着信にはご注意ください。
まとめ
「+83」「+422」などの国際電話にみせかけた着信の迷惑電話についてまとめました。
さまざまな詐欺の手口が次から次へと出てくるのは本当に残念なことですが、しっかりと見を守るように慎重に対応する必要がありますね。
国際電話からの知らない番号での着信は、安易に出ないで、調べてから対応することが大事ですね。
また、国際電話以外にも詐欺の電話もあります。個人的に行っているのは、知らない番号からの着信は、一度、電話番号をGoogleやYahooで検索することにしています。
もしも迷惑電話の可能性があれば、情報は出てきますし、お店などからの着信であれば、そのお店のホームページが出てきたりします。
ほんの一手間ですが、身を守る手段としておすすめの方法です。
詐欺と言えば、中国から謎の種が送りつけられるということも記憶に新しいですね。結局、真の目的は不明のようですが、ブラッシング詐欺ではないかと言われていますね。