台風9号(メイサーク)が2020年8月31日現在沖縄の南から北に向かって進行中です。
「非常に強い」勢力で北上を続けており、沖縄を通過した後は、九州など西日本に近づき、強い勢力を保ったまま韓国に上陸する予想となっています。
沖縄通過後は、日本と韓国どちらかと言うと韓国に直撃する進路予想となっていますので、韓国では、台風9号(メイサーク)についてどのような反応があるのでしょうか。
また、進路予想も日本の予想と韓国の予想では若干の違いもあります。
こちらでは、2020年の台風9号メイサークの韓国の反応と日本との進路予想の違いについてまとめていきます!
目次
台風9号2020(メイサーク)韓国の反応!
2020年の台風9号メイサークの韓国の報道のポイントをまとめてみると強い言葉が多く見受けれられます。
まずは、韓国の報道機関の反応を見ていきます!
台風9号2020(メイサーク)韓国の報道機関の反応
韓国随一のニュースチャンネルとされるYTNの報道では2020年8月30日に次のように、2020年の台風9号「メイサーク」の驚異を報道しています。
・「歴代最悪」になる可能性が高くなった。
・史上最悪の台風の一つである、2003年の台風マエミー(Maemi)と進路が似似ている。
・問題は、台風「メイサーク」が台風「マエミー(Maemi)」「ルサ(Rusa)」より勢力がはるかに強いでしょう。
2002年のルサは、韓国で甚大な被害を出した台風で、現在でも多くの人の記憶に残るほど強烈な台風でした。
また、2003年の台風マエミーは、済州で観測された最大瞬間風速秒速60.0mが観測されていて、2020年8月現在もなお韓国国内の最高記録となっています。
2020年の台風9号メイサークは、それを超えるほど強い勢力の台風であると、韓国において警戒が高まっています。
風速の危険性という意味では、風速40メートル以上になると人だけでなく大きな岩も飛ぶほどで、走る車もひっくり返せる水準と言われています。
台風9号(マーベリックメイサーク)により飛行機の欠航が続出!
台風の進路予想にある釜山の金海国際空港では欠航が相次いでいます。
9月2日午前8時30分現在で国内線の総運航便数123便中、82便が事前に欠航となる対応がとられています。
9月1日の韓国政府による発表を受けて対応している模様です。
韓国の政府機関「中央災難安全対策本部」による発表
韓国の国としての台風9号(メイサーク)に対する反応がありました。
韓国中央災難安全対策本部は、9月1日午前9時をもって、台風の機器警報を「関心」から「注意」に引き上げ、中央災難安全対策本部の非常対応レベル第1段階を稼働すると発表しました。
台風の機器警報は、低い順に「関心」「注意」「警戒」「深刻」と4段階に設定おり、中央災難安全対策本部の非常対応レベルは第1段階から第3段階まであります。
・機器警報を「関心」から「注意」に引き上げ
・非常対応レベル第1段階を発令
台風9号2020(メイサーク)韓国の一般人の反応
続いて韓国の一般人の台風9号2020(メイサーク)に対する反応をまとめていきます。
2020年の台風8号が史上最悪と報道されておきながらそれほどの勢力がなく誤報と話題になっていましたが、それに続く史上最悪の報道に対して、今度は本物だと警戒感が高まっています。
Twitterの韓国語での投稿をまとめてみると次のような声があります。
うう、今回の台風。釜山通過だろ心配。
(韓国の進路予想に対して)なぜアメリカ海軍台風予報図が信頼できる?
笑9月3日会社休みだな...台風来て(良くない。窓にテープを貼る。家に窓多い、会社は3面が窓)
2019年の台風19号に警戒して窓に養生テープを貼る対策が多く見られましたが、韓国でもやっているようですね。警戒感が高まっているのが伝わります。
一方で、
夏の終わりから初秋に来たようだ
という秋の訪れを感じるといった風情のある声もあり、上陸まではまだ時間があるので冷静な状況とも十分あると言えそうです。
また、台風で仕事が休みなるかならないかと言った声も多いですね。
태풍오는 날 출근하지말라고해주라,,,
— 디타 (@ditaaa_b) August 31, 2020
翻訳すると「台風の日出勤しないようにしてあげて・・・」
この仕事と台風の話題は、日本でも韓国でも同じですね。
おかしいなぁ🤔
明日台風なのに普通に仕事なんだが(笑)— チキン🥕🌂 🌺☀️⭐️ 🥁🎀 ★ 👯♀️🦋🌟 (@chicken_azurite) August 30, 2020
韓国と日本で台風9号2020(メイサーク)の進路予想に違いも!
韓国の台風9号2020(メイサーク)の反応に対しての声もありましたが、台風の進路予想は、出している情報元によっても違います。
まずは、日本の台風9号2020(メイサーク)の進路予想を見てみます。
続いて韓国での台風9号2020(メイサーク)の進路予想。
日本と韓国の台風の進路予想を見比べると、韓国の方が右側にそれていますでしょうか。
日本の台風9号の進路予想だとかすめるというよりはがっつり上陸しているようにも見えます。
そして、米軍(海軍)の台風予想が信用できると韓国の方の反応にもありましたが、米軍の台風9号2020(メイサーク)台風の進路予想がこちら。
米軍予想図2020年8月30日午前9時時点の台風9号の予想進路図ですが、韓国にまっすぐ入る進路予想となっています。
ただし、日本の進路予想とも角度が違い、韓国を抜けた後に左に折れている日本の予想に対して、米軍の予想では、角度が垂直に近く折れずにそのまま上陸していく流れとなっています。
まとめ
以上、2020年の台風9号メイサークの韓国の反応と日本や米軍との台風の進路予想の違いについてまとめました。
台風9号に関しては、日本でも2020年8月31日になって警戒感が強くなってきましたが、韓国の反応ではさらに警戒感が強いように感じます。
昨今の自然災害の予報については、韓国も日本も警戒感高めの予報が多く、思っていたよりも大したことなったかということもあるかもしれません。
ですが、警戒したけど何もなかったというのであれば、被害もなく問題もないわけです。
警戒を怠ったばっかりに防げる被害が防げなかったというのが一番悲しいと思いますので、できうる警戒や準備は早め早めにしていきたいですね!
韓国の今の状況が動画で分かるライブカメラ。釜山やソウルの状況、また韓国のテレビ局のライブ配信情報もまとめました!
>>>台風9号2020(メイサーク)韓国の現在の状況!ライブカメラまとめ!
台風10号も最大級の警戒が必要な状況となってきましたね。米軍、ヨーロッパ、Windyの海外の台風情報や進路予想図もまとめましたので併せてチェックしてくださいっ!
これ北朝鮮がこないだ台風にやられたところと逆側やられるな