川越宗一さんが直木賞を受賞されました!
本格的な歴史小説で一気に読める面白さと話題になっています。川越宗一さんはまだ知らない方も多いと思いますが、なんと直木賞を受賞した「熱源」が二作目という新星の作家です。
どんな方なのかと調べてみると、スミスというキーワードや、バンドというキーワードが浮かびあがってきます。
そこで、川越宗一さんの学歴や経歴、スミスやバンドの過去についても紹介していきます!
目次
川越宗一(かわごえそういち)の経歴と画像
画像の左側が直木賞作家の川越宗一さん。。右側は、芥川賞作家の古川真人さんです。
第162回芥川賞・直木賞の選考会が、東京・築地の料亭「新喜楽」で開かれ、芥川賞に古川真人さん(写真右)の「背高泡立草」に、直木賞は川越宗一さんの「熱源」に決まりました。=中岡詩保子撮影 https://t.co/jqZ2giVK1T pic.twitter.com/R6qEJEGAsK
— 日経 写真映像部 (@nikkeiphoto) January 15, 2020
- 生年月日:1978年
- 生まれ:鹿児島県
- 出身:大阪府
- 現住所:京都府
- 学歴:龍谷大学文学部史学科中退
- 受賞歴:歴史小説『天地に燦たり』(文藝春秋)で第25回松本清張賞を受賞(2018年)
- 公式インスタ:@kawagoe_soichi
- 公式Twitter:@kawagoe_soichi
川越宗一の学歴は龍谷大学文学部史学科中退!
川越宗一さんの最終学歴は、大学中退ということになりますが、大学の学部と学科は、文学部で、史学科という直木賞作家につながる学歴が伺えます。
直木賞を受賞した熱源は本格的な、歴史小説というだけあり、もともと歴史が好きだからこその作品なんですね。
ニッセンのTwitter担当:スミス
経歴で見過ごせないのは、ニッセンのTwitter担当での実績ではないでしょうか。
もともと、川越宗一さんは、ニッセンにパートとして入社。
Twitterの担当として、スミスという名前でTwitterを運用していました。
スミスが予想以上に人気が出て、当時の社長も気にかけるほどに。そして、社員登用試験を経て社員になりました。
スミスの面白さの片鱗は、現在運用している川越宗一さんの公式Twitterにも現れています。
満面の笑みで撮ってもらったつもりだった自分の顔が、いつも遮光器土偶みたいな顔になるのはなんでだろう。
— 川越宗一 (@kawagoe_soichi) January 14, 2020
ちなみに、スミス時代のTwitterはこちら。
7年半ほど前、おっかなびっくりツイッターに出てきて以来、ぼく個人的には人生観がかわるようなことが、ツイッターの魔法のようなことが、たくさんありました。皆様にもいくばくかでも楽しんでいただけていたら、それはとても、とてもとっても、うれしいことです。スミスhttps://t.co/oLRMkXThR9
— ファッション通販のニッセン (@nissen) October 12, 2018
文学的な表現がたしかに魅力的です。
川越宗一の「熱源」以外の作品は?
川越宗一さんは、直木賞を受賞した「熱源」が2作目の小説。
「熱源」以外の過去の作品は、2018年の「天地に燦たり」。
デビュー作品にして、第25回松本清張賞を受賞しています。しかもこのときは、まだニッセンの社員のときです。
そして、この語作家として独立して現在に至っています。
川越宗一はバンドマンって本当?
川越宗一さんの経歴をみていくと、気になるのは、バンドマンの過去。
川越宗一さんは、コミックバンドをしていました。ニッセンにパートとして入社したときは、まだコミックバンドへの思いが強かったようです。
当時のニッセンの社長の佐村信哉さんが、ブログで次のようにコメントしています。
コミックバンドをやりたいと言う変わり種で、はっきり言って「仕事には向かないなあ。」と言う印象でした。
・・・中略・・・
本人はまだコミックバンドの夢が捨てきれないようで、しばらくの間は腰掛程度で仕事を考えていたようにも思います。
その後、コミックバンドは無理だと自覚したのでしょうか、少し仕事にも打ち込むようになったようです。
引用元:株式会社SSプランニング
仕事に打ち込むようになった後にスミスとしての活躍がはじまることになります。
まとめ!熱源はかなり面白い!
以上、直木賞を受賞された川越宗一さんの経歴や学歴を紹介してきました。
バンドと言っても様々な種類がありますが、なかでもコミックバンドを希望していたということで、やはり言葉には強い思い入れがあったということでしょうか。
一作目、二作目とともに受賞していることから天才のような印象もありますが、紆余曲折した人生の中でも好きを追求した結果、実を結んだ栄光のようにも感じ感動的です。
そして、熱源ですが、歴史小説というとムズカシイという印象もありますが、一気に読める面白さとのこと。
手にとって読んでみてはいかがでしょうか?
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1作目「天地に燦たり」