昨年2019年の参議院議員選挙で立憲民主党の比例区にて出馬し73,787票を獲得して当選している須藤元気参議院議員。
離党届けを出して、都知事選に立候補している「れいわ新選組」の山本太郎氏の応援演説にかけつけたとあってざわざわしています。
立憲民主党としては、立憲民主党は元日本弁護士連合会会長の宇都宮健児氏(73)を支援しているため、それを無視しての行動は、無視できないというところですね。
須藤元気参議院議員としても、離党届を出してから応援演説にかけつけているので、ケジメはつけているとも言えそうですが。
ややこしいのは、当選の経緯が比例代表での当選というところでしょうか。
とは言え、須藤元気参議院議員の行動は、政治家生命をかけての行動といえそうです。
それほどまで強い思いを持っての行動であり、そうまでして山本太郎候補を応援したい理由は何なのでしょうか?
実際にかけつけた応援演説で訴えたことは?
こちらでは、須藤元気参議院議員が山本太郎候補を応援する理由はなぜなのか?
応援演説の実際の動画とともにまとめていきます。
目次
須藤元気参議院議員が山本太郎を応援する理由は?
須藤元気参議院議員が、山本太郎さんを応援している理由は、2020年6月20日秋葉原駅電気街口大ソーシャルディスタンス祭に語られています。
さすがに、離党を決めて応援しているだけあって、熱量が半端ないです。
動画も後ほど紹介しますので、動画もおすすめですが、要点を抜き出すと以下のとおりです。
・2人ともロストジェネレーション(ロスジェネ)世代
・失われた30年の被害者と言える世代で悔しい
・非正規雇用40%の現在、40代になってもアルバイトで生活しなければならない人がいるのが当たり前の世の中に。
→「結婚できない、子どもできない、余裕ない。」 これは人災だと思っている。
・政府は弱者を助けようとしない。
・山本太郎候補は、国がやらないなら東京都がやろう
・東京都が変わったら国が変わる。だから山本太郎さんが都知事になる必要がある。
・世代交代したい。僕らの世代にやらせて欲しい。
確かにコロナ禍で、北海道の鈴木知事、大阪の吉村知事の活躍はとてもよく目立っていました。
ともにロスジェネ世代ですね。
>>>鈴木直道北海道知事のイケメン度がモデル級!実績や評判は?
ロストジェネレーション世代とは?
ポイントとなっているロスジェネ世代ですが、あらためてロスジェネ世代とは、どんな世代をさしているのかまとめておきます。
ロスジェネ世代とは、バブル崩壊後から約10年間の期間に就職活動をした人たちのこと。
生まれ年にすると、1970年~1982年頃に生まれた世代がロストジェネレーション世代とされています。
あらためて生年月日を確認しておきます。
山本太郎候補・・・・1974年11月24日(年齢 45歳)
須藤元気参議院議員・・・・1978年3月8日 (年齢 42歳)
鈴木直道北海道知事・・・1981年3月14日 (年齢 39歳)
吉村洋文大阪府知事・・・1975年6月17日 (年齢 45歳)
小泉進次郎衆議院議員・・・1981年4月14日 (年齢 39歳)
参考に目立っているロストジェネレーション世代の政治家の方も上げてみましたが、ロストジェネレーション世代で活躍されている方はたしかに期待感がありますね。
須藤元気参議院議員も世代交代を訴えていますが、コロナ禍での吉村知事や鈴木知事の活躍は感じるものがあったのでしょうか。
ちなみに、立憲民主党が推している宇都宮健児氏の生年月日は、1946年12月1日 (年齢 73歳)です。
小池百合子都知事は、1952年7月15日 (年齢 67歳)です。
須藤元気の山本太郎の応援演説の動画
百聞は一見に如かずということで動画で確認されたい方はこちらをご覧ください。
離党届を出した覚悟がとても良く伝わってきます。
また、政治家1年生が政治の世界に入って憤りを感じるというのはよく聞く話しですが、須藤元気参議院議員も政治に対して怒りを感じているのでしょうか。
政治に対する憤りを感じる内容にもなっているかなと思います。
須藤元気が離党した理由と応援演説までの経緯
最後に須藤元気参議院議員が出馬して当選、離党から応援演説までの流れをまとめておきます。
2019年7月 参議院銀選挙 比例代表で出馬して初当選
2020年6月15日 Twitterにて、個人的に山本太郎さんを応援とツイート
山本太郎さんが都知事選に立候補しました。立憲としては宇都宮さん支持ですが個人的に山本さんを応援しています! https://t.co/SpjfZdR5iO
— 須藤元気 (@genki_sudo) June 15, 2020
その翌日に立憲民主党と話し合った模様のツイート
都知事選で支持する候補者の違いを党と僕との間で再確認しました。今後どうするかもう一度考えてみます。
— 須藤元気 (@genki_sudo) June 16, 2020
2020年6月17日 離党届提出
離党する決意を固めました。都知事選を巡る意見の相違がきっかけですが、以前から消費税減税など経済政策ついて党とは意見の相違がありましたので必然的な帰結だと思います。お世話になった立憲民主党に感謝いたします。ありがとうございました。
— 須藤元気 (@genki_sudo) June 17, 2020
離党に対しての会見動画
2020年6月20日 山本太郎応援演説に登壇
立憲民主党としては、離党届は不受理としていたものの、実際に応援演説にかけつけたこともあり、議員辞職を求める様子です。
もしも辞職となった場合は、比例代表で当選しているため、空いた比例の議席に対して繰り上げ当選となり、市井紗耶香さんが議員になる流れとなっています。
まとめ~離党に対する一般人の反応
須藤元気参議院議員が、山本太郎氏を応援する理由と離党までの経緯についてまとめてきました。
離党してまで応援する決意と覚悟、また政治に対する情熱を感じますが、これに対しては、両極の感想があがっています。
一つは、その熱意と情熱を支持する声。
もう一つは、立憲民主党の議席を返しましょうという声。
当たり前と言えば、当たり前ですが、比例代表での当選だけに議席を返してという声も多いですね。
これだけ政治家としての思いが強いのであれば、比例代表ではなく選挙区から当選しての活躍も期待したいと思います。