24時間テレビの募金ラン。募金総額470万円が6名によって集まる結果となりました。
この募金ランには高橋尚子さんが発表したときから賛否両論があるのは分かっていると言っていた通りに、非情に賛否両論の声が集まったわけですが、募金ランは海外では一般的と言います。
が、本当に一般的なんでしょうか?賛否両論の声とともに海外の募金ラン事情をまとめていきます!
また、賛否両論があると分かっていながら、参加したチームQのメンバーの動機をまとめていきます!
目次
24時間テレビの募金ランが意味不明と賛否両論の声が出ている理由は?
24時間テレビの募金ランに対して賛否両論ありますが、反対の声をまとめていくと一言に帰結されます。
「苦しい思いして走ってしかも自腹って意味不明!」
という声。
またそれを追い打ちするのは、「走れば走るほど募金額が増えていくという仕組み」ではないだろうか。
「お金を減らしたくない」と「頑張って走る」という努力が矛盾して見えるから理解に苦しむ状況が多いと言えそうです。
あとは、そもそも制作費をかけているのに、チャリティーというのはどうなのかという根っこはあると言えますね。
逆に賛成の声を見てみると、
「偽善でも何でも誰かのために「実際に動いた人」はすごいと思う」
「チームQの5人も合流してからは本当に皆が楽しそうで笑顔で良かった」
「QチームもQちゃんもめちゃくちゃ頑張ってたし、その上募金もしてて、確実に利益しかないので批判する意味もわからん」
というように賛成意見もあります。
海外では募金ランは一般的って本当?
日本では賛否両論ある募金ランですが、海外では一般的という話しを耳にしますが本当なのでしょうか?
海外の募金ラン事情をまとめてみます。
イギリスの募金ラン
イギリスでは、募金ラン、つまり、いわゆるチャリティーマラソンが浸透していると言われています。
有名な大会では、ロンドンマラソンがあります。
ロンドンマラソンでは、マラソンに参加する選手が「チャリティーランナー」として募金をして参加する流れとなっています。
その募金額が、1981年の開始以来で10億ポンド(約(約1400億円)を超えています。
ドイツの募金ラン事情
ドイツも募金ランは色々な形式で行われているようです。
例えば、ドイツ17都市で開催されているB2RUN。
白血病などの血液がん患者を支援する団体であるDKMSに対して、マラソン大会の参加者の費用から5ユーロが寄付される仕組み。
「参加費の一部が血液癌と闘うための基金であるDKMSへ支援されるすばらしいイベントだと思います。」という声もあがっており、参加者もよろこんで寄付している形になります。
シンプルですが、これもチャリティーマラソンですし、募金をして走っていることに違いはありません。
東京の募金ラン事情
そもそも、募金ランという言葉が新しいように聞こえますが、募金して走るって言う仕組みは東京マラソンでも8年前から採用されています。
抽選の参加枠とは別にチャリティーランナーを募集しています。
まさに走る人が募金をする仕組みですよね。
そう考えると海外であっても、日本であっても、募金ランはもともと浸透しているチャリティーマラソンの形と言えそうです。
海外のチャリティーマラソンと24時間テレビの募金ランとの違い
24時間テレビの募金ランと海外での募金ランの違いは、走れば走った分だけ募金額が上がるというルールと言えそうです。
5km10万円という設定が、物議を醸し出した要素ではないかと考えられます。
チャリティーランナーで参加費用として10万円とか20万円というなら、すんなり受け入れられますが、走れば走るだけ募金額が増えるという要素に違和感を覚えるのではないでしょうか?
そこにまるで罰ゲームというような、否定的な意見が生まれるポイントがあるようにも思えます。
とは言え、私の考察ではありますが、24時間テレビという番組の企画をより面白くする為には、単純に走るよりはゲーム的な要素があった方が良いという高橋尚子さんのアイデアだったのではないでしょうか?
土屋太鳳の参加動機に感動!
最後の賛否両論があると分かっていながらも、募金ランを企画した高橋尚子さん。
高橋尚子さんは、企画の発表時に「私は走ることで多くの方に応援していただいた。今度は走ることで恩返しをしたい。」と語っています。
その言葉からすると、走れば走るだけ恩返しができるという想いで走っていると言えると思います。
また、土屋太鳳さんはインスタにて、参加動機を綴っていますが、その動機の言葉が深く感動します。
ぜひ全文読んで欲しいと思いますが、一部を抜粋しますと、
そのいろいろな考え方のひとつとして 私が思うのは 寄付や援助だけだと、
「する側」と「される側」という、 2つの立場しか生まないかもしれない。
そうなったら結局 「限られた世界でのやりとり」になってしまって 問題が広く認識されないのかなと思うし 自分自身そう感じる体験もありました。
それはまた26日以降に書きますが、 社会の中で、孤独と闘いながら 踏んばってる人たちがいるということは、
「伝えなければ 伝わらないこと」だと思います。
伝わってないから孤独なのだと思います。
募金ランという形で賛否両論があるなかで、見た人が感動する、応援の思いが届く。
それ自体が有意義なことなんだんと思うと、24時間テレビの募金ランというのは素敵な企画と言えそうです。
まとめ
以上、24時間テレビの募金ランと海外の募金ランの違いや内容についてまとめました。
さまざまな思いがありつつも、初の企画として、個人的には良い企画だったなと思っています。
来年のチャリティーランもどうなるのか楽しみですね!
人だかりが出来ない1周5kmの私有地に関する情報はこちらに記載しています!
>>>24時間テレビ募金ランの私有地の場所は日産追浜工場のテストコース?
また、24時間テレビの募金ランの土屋太鳳さんの衣装、私物のネックレス、またメンバー全員の走行距離や募金額は下記コンテンツにまとめています。
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